鍵の故障

長い間メンテナンスをしていないと鍵が壊れてしまう可能性があります。
特に最近主流になっているディンプルキーというタイプの鍵は精密な鍵ですのでこまめなお手入れが必要です。必ず家にディンプルキー用の潤滑剤を買っておき、半年に一度くらいのペースでお手入れしてあげるようにしましょう。

最近ではメーカーでもノーメンテナンスで使えるような工夫をしていることがあります。
しかし、金属部品ですので環境や使用状況によってどうなるかわからないというところがあります。
ディスクシリンダーやピンシリンダーというタイプの鍵もディンプルほどではありませんがメンテナンスを必要とします。特にピンシリンダーはメンテナンスが必要な鍵です。

鍵を縦から見た時に上下両方がギザギザとしているのがディスクシリンダーで片側だけがギザギザしている鍵をピンシリンダーと言います。一度自分の鍵をみてどちらのタイプか確認してみてください。

ピンシリンダーを使用している人は一度ホームセンターに売っているパーツクリーナーを使って鍵穴を洗浄してみてください。黒い液体が出てきたらそれが鍵穴にたまっていた汚れです。この汚れが出てこなくなるまで洗浄して下さい。
鍵を抜き差ししたらその後潤滑剤を鍵穴に使って下さい。同じような効果は鉛筆を鍵山にこすりつけることでも期待できます。

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家に人がいても

家にいる間に玄関の鍵をきちんと施錠していますか?
家に人がいるのに泥棒が入ってくるわけがないと思っているかもしれませんが実はそうとも言えません。
例えばテレビを見ている時。昼寝をしている時。人が忍び込んだとしても気づかない可能性があります。
家族でひとつの部屋に集まって夕飯を食べている時などにも泥棒が忍び込んでくる可能性があるのです。夜寝ている間に侵入されることもあります。

ですから、人がいる時でも必ず鍵をかけておくようにしましょう。気づかない間に泥棒に盗まれていたというのも嫌ですが、もし鉢合わせてしまったとしても最悪です。
特に女性や小さな子供だったら襲われる可能性があります。

夏の暑い日でもできるだけ窓は開けっ放しにしておかないようにしましょう。夜寝ている時もクーラーをつけて過ごすのが防犯的には安全です。

また、少しの間の外出でも必ず施錠を確認して下さい。ゴミを出すときには鍵をかけていないという人は多いかもしれません。ちょっとの時間でも泥棒が侵入して内側から鍵をかけたとしたらどうでしょう?家に入れず閉めだされてしまいます。おかしいな?と混乱していある間に泥棒はお金を盗んで逃げていくかもしれません。

カギをかけるのは防犯対策の基本です。

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ピッキングと破壊

鍵の不正解錠というとピッキングがまず思い浮かぶと思います。
特殊な工具をつかって鍵を開けてしまうという犯罪です。
しかし、不正解錠はピッキングだけに限りません。
ピッキングは知識と道具を持っている人が及ぶ犯行です。
知識や道具を持っていない人や外国人の犯罪者は破壊による解錠を行ないます。

特にマンションなどの集合住宅で使われている鍵はピッキング対策されている鍵ですのでピッキングでは容易に開けることができなくなっています。するとバールでむりやりこじあけたり錠前を破壊しようと試みるのですが、メーカーも不正解錠されないように強度を見なおしたり使用する金属をバージョンアップしたりしているのです。
ですから、最近の鍵は破壊しようとしてもなかなか壊れないものがほとんどです。こわそうと思ったら電動工具を使用する必要があります。電動工具を使うと大きな音がでるので人目を忍びたい犯罪者はまず使うことができませんね。

鍵屋が鍵開けを頼まれた場合は電動工具による鍵の破壊を行うこともほとんどです。電動工具を使ったとしても丈夫な鍵は10分から15分、長くて20分以上かかるということもあります。

これだけ最近の鍵は丈夫なものに進歩しているということですね。

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電気錠

新しく電気錠を取り付けたり、補助錠としてリモコンタイプの鍵をつけようかと悩んでいる人もいるかと思います。
最新技術で便利でセキュリティの面からいっても安心・・・というイメージを持っている人が多いでしょう。
ボタンひとつで開けることができて鍵を持ち歩く必要もないのでとても便利です。

しかし、デメリットもあることをよく覚えておいて下さい。
特に安定した動作環境が確保できていないのであればおすすめできません。
リモコンキーは乾電池で動かすことになります。もしも電池がきれてしまったら鍵を開けられなくなります。
最近発売されている鍵ならこのような問題も解決できている商品が多いと思いますが・・・。購入する際には必ず確認するようにしましょう。

また、日本製の基盤が使われていないものも多いそうです。動作の安定性など個体差が激しいことが考えられます。

こういったタイプの補助錠が動かなくなったり電池切れした場合にどうするかというと大抵がドアをこじ開けることになります。
そうなるとドアは簡単に変形してしまいます。メーカーが保障してくれますが、すぐに修理対応してもらえるわけでもないので数日間不便を強いられることになってしまいます。

安定した作業で動作する商品を選ぶようにするのがおすすめです。

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